乳房温存手術

operation02_p01.jpg乳腺を部分的に切除し、乳房の形状を残す手術です。

乳がんは腫瘍(しこり)の周囲に乳管内進展病巣というのを伴っていることが多いので、癌の部分だけではなく周囲の正常部分もある程度あわせて切除します。
  • 腫瘍を中心に丸く切る方法(円状部分切除、「Bp」と書きます)
  • 腫瘍を含んだ扇型に切る方法(扇状部分切除、「Bq」と書きます)
皮膚に近い場合は腫瘍の上の皮膚も切除します。最近では、内視鏡を使って、できるだけ小さい傷から切除する方法も行なわれています。
切除した後の部分は、周囲の乳腺や脂肪組織などを寄せて縫うことが多いですが、そのままにすることもあります。

乳房温存手術は、温存した乳房内に腫瘍細胞が残り、再発をする危険性があります。そこでできるだけその危険性を低くするために、手術後に温存乳房に放射線治療をするのが一般的です。それでも数%は温存乳房での乳がん再発があることは承知しておいていただく必要があります。しかし、手術後10年、20年経ったときに生きていられるかどうか(「生存率」といいます)は、乳房切除をした場合と同じことがわかっています。

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