こちらのサイトは「庵主-あんじゅ-anju -」、小さな庵。
フランス語では天使という意味です。
乳ガンの方の「天使」になりたいと願いを込めて、
「あんじゅ」と名付けました。
PET-CT検査とは
PET-CT検査とは、CT装置を併用することで、時間差による画像のずれを防ぎ、高精度に位置合わせが可能になります。
そのため、さらに鮮明な画像で、腫瘍の位置や大きさを撮影することができ、より詳しく分析できます。
また、1度の検査で、ほぼ全身を調べられ、予想外の癌の発見に威力を発揮することから、
癌の可能性が疑われながら他の検査で病巣が発見できない原発不明がんの診断や、がんの早期発見、
病期(進行度)診断、転移、再発を調べるのに特に重要な検査とされています。
PET-CT検査の料金
検査内容 |
診療総額 |
1割負担 |
3割負担 |
単純 PET-CT |
約100,000円 |
約10,000円 |
約30,000円 |
造影 PET-CT |
約120,000円 |
約12,000円 |
約36,000円 |
疾患や目的によって、検査費用は自己負担(100,000円 税抜)
PET-CT検査の保険適用要件
- 悪性腫瘍(早期胃がんを除く)
- てんかん
- 虚血性心疾患
PET-CT検査の限界
腫瘍の診断においてPET-CT検査は大変優れていますが、PET-CT検査のみで全て確定診断ができるものではありません。
PET-CT検査で発見しにくいがんの特徴としては、ブドウ糖の取込みが少ないがん(早期がん、悪性度の低いがん)や、
薄く広がり塊をつくらないがんなどがあります。
日常生活の中で、ブドウ糖を大量に消費する脳、心臓や胃、検査薬剤(FDG)が体外へ排出されるルートとなる
腎臓や膀胱はPET検査の不得手の部分でもあります。
また、FDGは炎症巣にも集積することが知られています。
見えにくいがんの例としては、肺癌の一部(高分化がん、肺胞上皮がん)、1cm 未満のがん、腎がん、尿管がん、膀胱がん、
前立腺がん、表在がん(早期がんなど)、胃のスキルスがん(硬化がん)などがあります。
※ 血糖値が高い場合(150mg/dl以上)の場合は、検査が施行できないことがありますのでご注意ください。